美点凝視
売買の村上です。
以前18年間勤務した会社での話。
今の働き方改革もない時代、当時は年功序列の社会風土がありました。
長く会社に勤めれば給与も年々上がり仕事の過密度も軽減されしやすくなるといったところでしょうか?
社員に長く勤めてもらうことが会社の繁栄につながる・・・・
高度成長期の流れでしょう、社員教員に力を入れるというのが幹部社員のテーマでした。
そんな時、美点凝視というのを会社からいやというほど教わりました。
美点凝視とは・・・ 以下、阿部竜司法律事務HPからの引用ですが、
【美点凝視とは,端的にいえば,読んで字のごとく相手の良いところに注目して,それを相手に伝えることをいいます。
さて,このような美点凝視の意味に触れて,
「要は相手の良いところをほめた方がいいって話でしょ。そんなの耳にタコができるくらい聞いたことあるよ。」
と思われた方も少なくないかもしれません。
ですが,私は,美点凝視をそのように単に相手をほめる習慣と位置付けてはいません。
私は,『真の美点凝視』とは,相手が自分自身でも気づいていない価値と可能性に気付けるように,相手の存在や言動によってこちらにもたらされる貢献や嬉しさ,あるいは共感といった観点を伝えることだと考えています。】
お前は、自己啓発でも言いたいのかというわけではありませんが、
不動産の仕事にあたり査定という業務があります。お客さまの資産を査定するわけですが、そこで美点凝視という言葉を思い出したわけです。
それぞれの物件は見る角度によっては、ポテンシャルを引き出しより良い不動産として市場に開示し、よりいい物件として高く評価させるということです。
いいところを見つける目が養えてこそ、売れる物件にすることができるということでしょうか。
毎日が勉強ですねw
投稿日:2021/04/14 投稿者:村上 彰吾