あおり運転の厳罰措置決定?
売買の村上です。
これであおり運転も撲滅でしょうか・・・
社会問題になっている「あおり運転」を含めた悪質な危険運転行為について、警察庁が免許取り消しの対象となるよう制度改正を検討している。事故を起こさない場合でも、重い行政処分の対象とすることによって悪質なドライバーを排除する狙い。今後詳細な制度設計を議論する。
制度改正の方法として、道路交通法にあおり運転に関する規定を設けて免許の違反点数を取り消しに達するまで引き上げることや、違反点数の累積がなくても最長180日間の免許停止ができる道交法の「危険性帯有者」の処分基準を見直すことなどが想定される。
あおり運転は前方の車に急接近したり、不必要な急ブレーキをかけたりする行為。現状は主に道交法上の「車間距離保持義務違反」にあたり、高速道路の場合では、罰則が3月以下の懲役または5万円以下の罰金で、違反点数は2点となっている。死亡事故に発展する重大事故が相次ぎ発生し、警察はより罰則が重い暴行罪など刑法の積極適用に加え、最長180日間の免許停止とする処分を進めている。
ただ、現行制度での取り締まりに限界があるとの指摘もあり、警察庁はあおり運転の厳罰化を検討。道交法にあおり運転を禁止する規定を新設する案や、車間距離保持義務違反の罰則を重くする案などが浮上しており、2020年の通常国会での道交法改正を視野に入れている。
2019/11/7 18:37 日本経済新聞
投稿日:2019/12/06 投稿者:村上 彰吾